ひとくちにインプラントといっても取り扱うメーカーは多数あります。 私どもが取り入れている「ストローマンインプラント」は長期治療成績で高い評価を受けており、過去10年間の研究報告では成功率97.0%、生存率98.8%と極めて高水準です。
※成功率:インプラントとして一定の機能(噛む、見た目など)を果たしているかを示す値。生存率:お口の中にインプラントが残っているかを示す値。
インプラントの治療では、歯を失った部分を機能的、審美的に、元の自然な状態に近づけます。
歯の美しさが追求されるいま、多くの患者様の注目を集めている治療法です。
当院では、一般病院の手術室に準じたインプラント専用手術室にて、完全滅菌の器具、滅菌されたディスポーザブル(使い捨て)用品、各種生体モニター(血圧、心拍、酸素飽和度、心電図)を用いて、清潔かつ安全にインプラント治療を行っております。年間150~200本、開院から3000症例以上(2024年4月現在)のインプラント手術を行ってまいりました。当院の10年経過以上の成功率は、上顎(上あご)97%、下顎(下あご)98%となっております。
当院で採用しているインプラントは、スイスのバーゼルを本拠地とするグローバルブランドである「ストローマン」です。世界中のインプラント専門医から支持されているブランドであり科学的なデータも多く、安全性が優れているといわれています。当院ではインプラント治療は10年補償になっております。
ひとくちにインプラントといっても取り扱うメーカーは多数あります。 私どもが取り入れている「ストローマンインプラント」は長期治療成績で高い評価を受けており、過去10年間の研究報告では成功率97.0%、生存率98.8%と極めて高水準です。
※成功率:インプラントとして一定の機能(噛む、見た目など)を果たしているかを示す値。生存率:お口の中にインプラントが残っているかを示す値。
また、一般の歯科医院では難しい以下のようなケースでも、各科専門医と連携をとりながら治療を進めていきます。
1.骨の少ないケース
CTを撮影し、インプラント専用画像分析シュミレーションソフト(Simplant)を用いて、放射線専門医が読影・分析、シュミレーションを行い、安全にインプラントを入れる部分を診断した後、手術を進めていきます。
2.上あごの奥歯の骨の少ないケース
経験豊かな口腔外科専門医とともにサイナスリフト(粘膜を持ち上げて骨を増やす手術)を行い、可能な限り1回法*でインプラントを入れていきます。過去5年の成功率は94%となっております。
*1回法・・・サイナスリフトとインプラントを埋め込むのを同時にやる方法。患者様への負担が少ないのが特徴。
3.前歯の歯ぐきがやせているケース
上あごの前歯の歯ぐきがやせた部分にインプラントを入れると、不自然になる場合があります。そのため、歯周病専門医とともに歯周形成外科処置(歯ぐきを美しくする処置)を行って、インプラントの歯とご自身の歯、歯ぐきが調和するようにしていきます。
4.治療恐怖症の方、嘔吐反射の強い方
麻酔専門医による静脈内鎮静法・笑気吸入鎮静法を併用して、手術を進めていきます。手術時の不安や緊張を和らげることができ、快適に手術を受けていただきます。嘔吐反射も和らげることができます。
当院では、科学的根拠に基づき、患者様の安全を第一に万全の体制で治療にあたっておりますが、手術を行うにあたって、以下のようなことが起こる場合があります。
・術後の出血や腫れ
・術後の痛み
・唇や歯ぐき、舌のしびれ
・薬剤などによるアレルギー反応
・再手術の可能性
また、治療後も長期的な安定を得るために、定期的なメインテナンスが必要です。
インプラント治療が完了した後も快適に使っていただくために、定期的なメインテナンスが必要となります。
当院では、治療終了後に担当医が患者様ごとのオーダーメイドのメインテナンス計画を作成し、担当衛生士がPMTCなどを行っていきます。また、担当医も定期的に噛み合わせの確認や何か異常がないかを確認いたします。
日本歯科医師会の中に学術団体として日本歯科医学会が組織されています。その日本歯科医学会の中の専門分科会の1つが(公社)日本口腔インプラント学会で、1万人以上の会員を有する最大の歯科の学会でもあります。
この(公社)日本口腔インプラント学会が定めた専門資格は国に認められた唯一のインプラント専門資格です。
当院では専門資格を持った歯科医師および歯科衛生士がインプラント診療に携わっております。
(公社)日本口腔インプラント学会専修医;田家亮太郎
(公社)日本口腔インプラント学会専門歯科衛生士;佐藤康子